条件分岐

条件分岐は、プログラムの実行にあたり、ある条件によって処理を分岐させる制御文のことです。Javaでは、if文、switch文が条件分岐を行うために使われます。

  1. if文

if文は、条件式がtrueの場合に、指定した処理を実行します。

if (条件式) {
    // 条件式がtrueの場合に実行する処理
}

条件式がtrueの場合に実行する処理は、中括弧で囲まれている部分に記述します。
また、if文は以下のように、else if文やelse文を組み合わせて、複数の条件分岐を行うことができます。

if (条件式1) {
    // 条件式1がtrueの場合に実行する処理
} else if (条件式2) {
    // 条件式2がtrueの場合に実行する処理
} else {
    // 条件式1,2のどちらもfalseの場合に実行する処理
}
  1. switch文

switch文は、条件式に指定した値によって、分岐処理を行います。

switch (変数) {
    case 値1:
        // 変数の値が値1の場合に実行する処理
        break;
    case 値2:
        // 変数の値が値2の場合に実行する処理
        break;
    default:
        // 変数の値がどの値にも一致しない場合に実行する処理
        break;
}

変数の値が、caseの値と一致する場合に、そのcaseで指定された処理が実行されます。caseの処理が終了したら、break文を使ってswitch文から抜け出します。default文は、どのcaseにも一致しなかった場合に実行される処理を記述します。

条件分岐は、プログラムの流れを制御する上で非常に重要な構文です。条件分岐を使うことで、プログラムをより柔軟に作ることができます。

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